うつ病のうつ状態と統合失調症の抑うつ状態について考える

文献を読んでいると
うつ病のうつ状態についての
具体的な記述がありました.

私は統合失調症ですが
かなり当てはまるものがありそう
ということで

改めて抑うつ的な状態について
考えてみています.

一般の方は
そうでないかなとは
思っていますが

気づきを得られるかなと
思いますので

ぜひ最後まで
お読みください.

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うつ病のうつ状態と統合失調症の抑うつ状態について考える

それでは、行ってみましょう!

まずは今日の
1曲からですね!

新しい窓 (病院バージョン)

さて最近は
音楽療法の本を
読んでいます.

いま読んでいるのは
馬場存先生の

音楽に癒され、音楽で癒す
ーー音楽療法と精神医学/音楽創造

という本です.

https://amzn.to/3MjdqrR

精神科医とミュージシャン
そして音楽療法士を
兼任されている珍しい先生です.

どうやら研究の
メインフィールドが
音楽療法と統合失調症の関係らしく

私が非常に
興味をそそられる
内容になっています.

1つ出てきたのが
音楽療法のエビデンスというところで

うつ病と統合失調症の比較で
これらに音楽療法が有効か?
という議論のところで

うつ状態とは
どういう状態か?
というのが出てきました.

引用させていただくと

内因性うつ病の精神症状を教科書的に記してみますと、主なものは抑うつ気分と意欲減退で、具体的には「気が滅入る」「淋しい」「不安で落ち着かない」「取り返しのつかないことをした」「興味がわかない」「おっくうでやる気がしない」「根が続かない」などと表現されます.身体症状としては、疲れやすさ、不眠、食欲不振、体重減少、さまざまな自律神経症状(微熱、血圧変動、動悸、発汗、のぼせ、頭重、めまい)があります(濱田,2011).眠りが浅く朝早く目がさめてしまい、午前中の気分がすぐれないことが多くみられます.

P67 2. 内因性疾患の音楽療法のエヴィデンスより

読んでいて
えーーー!?
と思ったのが

これって普通の状態じゃ
ないんだ…
ということです.

私なんかは
ほぼ全て当てはまるので
自分がうつ状態なのが
わかったんですが

(ない項目は食欲不振とか
自立神経症状の一部くらい)

普通の人って
こういううつ状態みたいなものの
中にはいないんですね…

Xとか見ていると
みんなこんな感じで
抑うつ的なのかな?と
思ってました.

多分これ
違うやつですよね.

以前も少しだけ
ご紹介しましたが

統合失調症やうつ病の
うつ状態は
ガンより苦しいらしいという
話しがあります.

統合失調症の幻覚妄想やうつ状態はガンより苦しいらしい

これは
統合失調症やうつ病は
脳の病気であり

脳が苦しみを感じる部位が
痛みを感じているからだ
というのが理由なんだそうです.

そして
統合失調症にはこうした
抑うつ状態的な
陰性症状の部分に
音楽が有効という研究が
あるようでした.

今日はケースの
紹介まではしませんが

統合失調症の陰性症状も
病院に何年も入院している患者さんの
ケースとかが出てくるので

自分も時代が違えば
そうなっていたのかなぁ?と
リアリティを持って感じられることが
多いです.

こうした
本を読んで
自分の病気について知る
という部分は

心理社会教育的な
ところはありますが

普通の人が
こうしたうつっぽい症状は
持っていないということが
わかってきたので

自分もそういうものを
ずっと抱えている必要も
ないのかもなと思いました.

今日はうつ病の
うつ状態について
文献をメインに
お話しをしてみました.

今日の新曲は
こちらです.

https://linkco.re/uCfmZeS4

それでは、今日はこの辺で.
いつもお読みいただき
ありがとうございます.

また明日です!

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