AI翻訳でゲームの翻訳の仕事は無くなるのかAIを使って考えてみた

AIがすごい勢いで進化して
どの業種もかなり
影響を受けていますよね.

今日はAI翻訳や
その関連業務で
ゲーム翻訳の仕事や
翻訳の仕事が無くなるのかどうか
AIと対話しながら考えてみました.

気になる方も
多い話題かと思いますので

ぜひ最後まで
お読みください.

AI翻訳でゲームの翻訳の仕事は無くなるのかAIを使って考えてみた

それでは、行ってみましょう!

さて今日は
AIの話題です.

ここ数年くらい
AIの進出で
翻訳の仕事が
なくなるのではないか?
という疑問がありました.

私が翻訳の仕事に
興味を持ったのが
2020年のこと.

コロナの少し前に
興味を持ったんですが

そのちょっとあとに
生成AIが出てきて
翻訳業界の単価が
大幅に下がったりしているのを
みてきました.

原因として
生成AIの訳を手直しするような
MTPEやポストエディットと
言われる仕事が
出現してきたのが大きかったようです.

先日受けた
翻訳トライアルでも

採点者の答案が
AIでも回答できそうな
やり方をしているなと
感じた項目があり

これが原因で
やっぱり翻訳は
AIでなくなるのかな?と
考えていたりました.

ふと
ChatGPTで
プログラミングがなくなるか?
みたいなことを調べているときに

そうか
翻訳がなくなるかどうかも
そのこと自体をAIに
聞いてみたらいいんだ!

と思って
聞いてみることにしました.

するとこんな回答が
返ってきました.

あなた:

翻訳業界はAIでなくなりますか?

ChatGPT:

結論から言うと 「翻訳業界が完全になくなることはないが、 AI により形が大きく変わる」 というのが現実的な見通しです。
以下、とてもわかりやすくまとめます。


🌟 AIで置き換わる部分(減る仕事)

1. 単純な翻訳作業

  • 一般的な文章
  • メールや簡単な文書
  • Web記事の要約・翻訳
    など、正確さよりスピードや量が求められる仕事は、ほぼAIがこなします。

2. コスト重視の案件

安く早く、最低限の品質でよい場合、企業もAIを使う傾向が強いです。


🌟 AIでも難しい部分(残る・むしろ需要が増える仕事)

1. 高度な専門翻訳

  • 法律・契約書
  • 医療・薬品・臨床試験
  • 金融・投資文書
  • 技術マニュアル
    専門知識+正確さが必要で、AIだけでは危険。

2. クリエイティブ翻訳

  • 映画の字幕
  • ゲームローカライズ
  • 小説・漫画
  • キャッチコピー
    → 「自然さ」「文化的背景」「面白さ」などが必要で、AIは得意ではない。

3. AI翻訳をチェックする仕事(ポストエディット)

AIが訳した文章を人間が自然に整える仕事で、すでに多くの企業が導入しています。
むしろ今後増えると言われています。


🌟 では、翻訳者は今後どうなる?

🔮 結論:昔の翻訳者より“AIを使いこなす翻訳者”が有利になる

  • AIを使って下訳を高速化
  • 自分は仕上げの品質改善に集中
  • 専門分野や文化的表現で差別化
    AIと競争するのではなく、AIを使う側に回ると強いです。

🌟 もし今から翻訳を仕事にしたいなら?

おすすめの学習順はこれ👇

① AI翻訳ツールの使い方を学ぶ

(ChatGPT, DeepL, Claude 等)

② 「専門+言語」のスキルを身につける

どれか一つでOK:

  • 医療
  • 法律
  • IT
  • プロダクトマニュアル
  • ゲーム・アニメのローカライズ

③ ポートフォリオ作成

小説訳、アプリ説明文、ゲーム会話など練習して作品を作る。


🔍 簡単に言うと?

  • 単純な翻訳=AIに置き換わる
  • 難しい翻訳=人間の需要が残る
  • AI+翻訳者=最強

必要なら、
・翻訳者になるための具体的なロードマップ
・得意分野の見つけ方
・AI翻訳の使いこなし方

なども作成しますよ。

どれを知りたいですか?

以前
通訳者・翻訳者になる本2026では

これからの翻訳は
AIをうまく使う仕事に
変わっていくみたいな
記事もありましたが

ゲームのローカライズでは
それもあてはまらない部分も
結構あるようです.

特にゲーム翻訳の分野と
MTPEの関係について
聞いてみたところ

あなた:

ゲームのローカライズでもMTPEが勧められる傾向にあるようですが、これはこれからどうなりますか?

ChatGPT:

結論から言うと、ゲームローカライズでも MTPE(機械翻訳+人間のポストエディット)は今後ますます使われるが、“全面的にMTPEになる”わけではない、という方向で進んでいきます。

以下、業界の流れと理由をわかりやすくまとめます。


🎮 ゲームローカライズ × MTPE のこれから

① コスト・納期の問題から MTPE の採用は確実に増える

ゲームはとにかくテキスト量が多く、アップデートも頻繁。
運営型ゲーム(ソシャゲ、MMO、ライブサービス系)では:

  • 毎週・毎月のイベント更新
  • 新キャラ、新台詞、新アイテム追加
  • 多言語展開のスピード要求

このため、とりあえず機械翻訳で下訳 → 人間が仕上げるというパイプラインは、運営側にとってコスト・スピードの面で非常に魅力的です。

→ “運営ゲーム” ではほぼ標準的な方法になっていく。


② しかし物語性の強い部分ではMTPEは限界がある

ゲームのローカライズは一般の文章よりも難しいと言われる分野です:

  • キャラクターの個性
  • 世界観
  • 文化的ジョーク
  • セリフのテンポ・ニュアンス
  • プレイヤー体験を壊さない表現力

こういった部分は “AI翻訳に引きずられた文になる” という問題が発生しやすく、演出や世界観重視のゲームでは MTPE は嫌われる傾向があります。

→ “ストーリー重視ゲーム(RPG、ADVなど)” ではフル人工ローカライズが今後も重要。


③ 「ハイブリッド方式」が主流になる

今後の主流はこれになると言われています:

MTPEで行う部分

  • システムメッセージ
  • アイテム説明
  • UI テキスト
  • ツールチップ
  • 反復系のセリフ

人間がフルで翻訳する部分

  • メインストーリー
  • キャラの掛け合い
  • コミカル表現、スラング
  • 感情の起伏が大きいシーン

→ 作品の「核」は人間が行い、周辺はAIが補助 という形。


④ MTPEスキルを持つローカライザーの価値は上がる

AIの利用が前提になるほど、以下のスキルが求められます:

  • AI翻訳の癖を理解して直せる
  • 誤訳を見抜ける
  • 原文の意図を把握して再構成できる
  • 作品の「味」を壊さずに自然な文章に仕上げる

つまり…
“MTPE は簡単ではなく、むしろ高い言語センスが必要” という流れになっています。

将来的には、
『AI翻訳を使いこなせるローカライザーが一番強い』
という状況がほぼ確実です。


⑤ 長期的には AI が進化しても、ゲームローカライズの人間需要は消えない

なぜかというと、ゲームは 文化と体験のエンタメ だからです。

  • キャラの口調
  • 笑いのタイミング
  • 不適切表現の回避
  • 世界観の一貫性
  • UI に入る文字数の制約
  • コミュニティの反応予測(炎上回避)

これらは AIに任せるのが非常に危険 な領域。
運営企業もブランドリスクを嫌うため、最終的には人が見ます。

→ 100% AI化はほぼ起こらない。
→ ただし“AIを前提としたローカライズチーム”は増える。


🔮 まとめ:今後どうなる?(短文版)

  • MTPE はさらに普及する(特に運営型ゲーム)
  • ストーリー重視タイトルは人間ローカライズが必須
  • ハイブリッド方式が主流になる
  • MTPE を使いこなせる人は重宝される
  • 「ただの翻訳者」はAIと競合して厳しくなる
  • 「AIを使いこなし、作品の魅力を損なわないローカライザー」はむしろ価値が上がる

必要なら次のような内容も作れます:

  • ゲームローカライズで食べていくための学習ロードマップ
  • MTPEで気をつけるべきポイント一覧
  • AI翻訳を使った効率のよい翻訳ワークフロー
  • ローカライズ業界で需要の高いジャンル・スキル

ということで

一部分は
MTPEでもできるかなと
いう判断のようですが

人間の感情が関わる会話文や
ストーリーなどに関しては
特にこれからも
人の翻訳が欠かせないという
結果になっていました.

これはいままで
考えていたことと
合致しています.

ちょっと前に
翻訳についてという題目で
翻訳勉強会のほうで
講師の方のお話しが
あったんですが

おそらく法律の
条文のようなものは
人間の感情がすごく左右するよりも
元の文章が正確に翻訳されたほうがいいので
MTPE+修正が向いている分野
と言えそうかなと思います.

法律系だと
特に特許の分野などは
AIでうまくいっていると
聞いたことがある気がします.

あとは医療系の翻訳も
MTPEで成功している分野と
聞きますよね.

逆にゲームのローカライズや
漫画・アニメなどは
人間の感情やストーリーといったものが
深く関わってくるため
MTPEは控えたほうがいい分野
ということが言えそうです.

ゲームのローカライズの場合って
文芸の翻訳に近い部分がある
と言われるのはこういう部分なのかなと
思ったりしましたね.

あとはゲームの翻訳では
文化的な背景を踏まえて
訳を変えていく必要があるので
ゲーム翻訳というよりローカライズや
カルチャライズといった呼び方も
されるようです.

これもいまのAIには
難しいことみたいですね.

具体的に
ゲームのローカライズで
MTPEが向いているところと
そうでないところについても
聞いてみました.

ゲームのローカライズでAI翻訳が向いてる箇所を教えてください.

ChatGPT:

ゲームローカライズでAI翻訳(MT / MTPE)が特に向いている箇所と、逆に向かない箇所を整理してお伝えします。


AI翻訳が向いている(効果が出やすい)箇所

1. UIテキスト(短い・パターンが多い)

  • メニュー(Start / Options / Save)
  • ステータス名(HP / Attack / Defense)
  • システムメッセージ(“アイテムを入手しました” など)

👉 一貫性が重要&文脈依存が低いため、AIが得意。


2. アイテム説明・装備説明(テンプレート的な文)

例:

  • 「攻撃力+5になる短剣」
  • 「使用するとHPを50回復する」

👉 文構造が単純で、MTPEでスピードと品質のバランスが良い。


3. ヘルプテキスト・チュートリアル文

  • 操作説明
  • ルール解説
  • クエストの進め方

👉 機能説明で文体が安定しているため、AIがかなり強い分野。


4. 反復の多いテキスト

  • モンスター図鑑のフォーマット化された説明
  • クエストリスト(○○を倒す、○○を集める系)
  • スキル説明

👉 同じ構造が繰り返される場合はMTが効率的。


5. 社内向け・デバッグ用テキスト

  • 開発用コメント
  • デバッグログの説明
  • 内部ドキュメントの一部

👉 完璧なローカライズが不要な箇所はMTで十分。


AI翻訳が向かない(人間必須)箇所

1. 物語 / キャラのセリフ / 世界観テキスト

  • キャラの口調
  • 魅せ場のセリフ
  • 伏線
  • ユーモア、言い回し

👉 MTは「意味は合ってるが雰囲気死亡」になりがち。


2. プレイヤーの感情を動かす文章

  • ナレーション
  • エンディング
  • 表現の強弱が重要な部分

👉 作品の質に直結するため、MTPEでは限界がある。


3. 固有名詞の扱いが難しい部分

  • ファンタジー固有名詞(術式名・地名・アイテム名)
  • 音の響きで意味が変わる名前
  • カタカナ化が微妙な単語

👉 AIは誤訳や不統一が出やすい。


4. 文脈が必要な部分(場面の前後関係に左右される)

例:

  • “You” が「あなた」なのか特定キャラ名なのか
  • 指示語(this / that / here / there)
  • 前後のシーンで意味が変わるセリフ

👉 MTは文単位で訳すことが多いため破綻しやすい。


🔍 まとめ(超簡潔)

テキスト種別AI翻訳の適性
UI・システム・短文⭐⭐⭐⭐(ほぼ最適)
アイテム/スキル説明⭐⭐⭐⭐
チュートリアル⭐⭐⭐⭐
社内/開発用⭐⭐⭐⭐
キャラセリフ
ストーリー/演出
固有名詞⭐⭐(人の管理必須)
文脈依存の強い箇所

📌 現場でよく採られる実践的な運用

  • UI・アイテム説明はMTPE(コスト減・スピード増)
  • キャラセリフ・ストーリーはヒューマン翻訳を中心に
  • 固有名詞は先に用語集(グロッサリー)を作る
  • システムテキストはQA環境での再チェックが必須

必要であれば、
✔ タイトルごとの向き不向き
✔ サンプルテキストを使った「MTPEのここが問題になる」分析
✔ グロッサリー作成の手順
なども詳しく説明できます。

もっと深掘りしますか?

ということで
ゲームのUIや
説明文のようなところは
MTPEでもいいようですが

キャラクターの会話や
ナレーションなど
ストーリーや
感情の関わる分野は
AIは向いていないようでした.

翻訳業界自体が
少しずつ単価が
下がっている業界と
聞いていたので
心配していたんですが

翻訳業界ではなく
ゲーム業界のほうは
かなり盛り上がっている業界で

ゲーム翻訳というのは
少し特殊な世界のように
感じました.

つまりゲームの翻訳は
これからも高い需要がある
ということのようです.

前も少しお話ししたことが
あったかもしれませんが

翻訳ができるくらい
語学が堪能な人は
あまりゲームをせず
ゲームをバリバリする人は
そこまで語学はできない
という需要と供給のミスマッチのような
構造があるようです.

最近Xか何かで
ストーリー重視なゲームなのに
AI翻訳のような仕事をして
低評価がついているゲームが
話題になったりしてました.

翻訳会社によっては
翻訳者を安く買い叩いているところも
あったりするようで

向いていないはずの
MTPEを勧めてくる会社も
あるようです.

私の対策としては
無理なMTPEを勧められたときは
ChatGPTやGrokなどに
ゲーム翻訳ではMTPEが向いていないということを聞いて
その文面を返せばいいのかもなとも
思いました.

人の意見だと
反論されちゃいそうですが
AIのことはAIに聞くと
相手方も納得しやすいかもですね.

ここ数年
自分の仕事が
AIで無くなりそうで
不安だったので

胸のつっかえが
取れたようで
ホッとしました.

今日はAIで
翻訳が仕事として
無くなるかどうか
考えてみました.

現在英日の
翻訳トライアルを受けられる
ところを探しています.

詳細はこちらを
ご覧ください.

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それでは、今日はこの辺で.
いつもお読みいただき
ありがとうございます.

また明日です!

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