人生を変えたゲーム音楽

ゲーム音楽は
昔はとても地位が
低いものでした。

最近では
「ゲーム音楽を芸術に」
といった声も見られます。

今日は私にとっての
ゲーム音楽を
語りたいと思います。

人生を変えたゲーム音楽

それでは、行ってみましょう!

スーパーファミコンのゲームに
FINAL FANTASY VI
というゲームがあります。

海外ではFINAL FANTASY III
として売り出されており
とても人気の高いゲームです。

なぜ海外ではIIIかというと
ナンバリングを日本と
変えてリリースしているからですね。

日本版のIやIIなどは
海外では当時は
リリースされていなかったようです。

さて、そんなFFVIですが
私の大好きな
ゲーム音楽が登場します。

その曲が
「仲間を求めて」
という曲です。

FFVIでは
物語の後半で
世界が崩壊します。

三闘神という
神様のバランスが乱れ
世界が引き裂かれるシーンが
あるんですね。

そこで、主人公たちの
仲間もバラバラになってしまいます。

この「仲間を求めて」
という曲は
飛空挺を手に入れた時に
初めて流れる音楽です。

ある程度仲間が集まったところで
みんなを集めて
ボスを倒そう!

という後半のシーンがあるんですね。

ふわ〜っと浮き上がる
ストリングスの感じや

さまようようなメロディー
の感じなどは

まさに私の感動のツボを
的確におさえていました。

これを聞いたのは
小学五年生くらいだったんですが

この曲に感動し
ピアノをはじめたのを
思い出します。

私のピアノの先生に


なんでもいいから
弾きたい曲を持ってきなさい

と言われたことがあって


真っ先に持って行ったのが
この「仲間を求めて」
の譜面でした。

思い入れはかなり強いです。

今思うと自分が
楽器や音楽をはじめる
原点だったなと思います。

音楽はストーリーが大事

以前のブログで

音楽で大事なのは
共感ではなくストーリー

というおはなしをしました。

ゲーム音楽の場合は特に
それが顕著だなと思います。

先ほどの「仲間を求めて」
で言えば

集まった仲間が
悪役の悪だくみによって
引き裂かれてしまい

一度バラバラになってしまう。

でも、夢を諦めず
新しい夢を作り出せる

そんな力強いシーンが
飛空挺を手にいれるシーンです。

ゲーム音楽は特に
ゲームの物語と
強くシンクロしています。

音楽で大事なのはストーリー

というはなしは
友人と買い物をしている時に
出た言葉でした。

たまたまTSUTAYAに行った時
だったんですが

店内でアイドルソングがかかっていて

「あんな恋だの愛だの歌ってる音楽の
薄っぺらい共感より
俺たちの好きな音楽には
ストーリーがあっていいよな」

ってはなしになったんですよね。

アイドルソングにはアイドルソングの価値がある
のかもしれません。

確かに商業的には
売れている音楽のため
価値もあるだろうなとは思います。

ですが、アイドルソングは
時代が流れれば聞かれなくなる音楽ですよね。

ゲーム音楽は
昔はとても地位が低い音楽でした。

題名のない音楽会

という音楽番組がありますが

そこで司会者の方が
ドラゴンクエストの音楽を名指しで

あんな音楽は人をダメにする

というふうに言っていた時代が
あったんだそうです。

まだゲーム音楽が
ファミコンの三音
時代のはなしですね。

私にとって身近な音楽は
もはやクラシックではなく
ドラクエのオーケストラです。

最近思うのは私の場合
部屋から流れてくるのが
クラシックではなくドラクエ
という中年になったな
ということですね。

ドラゴンクエストや
FINAL FANTASY

といったゲーム音楽がなければ
いまの私はないだろうなと思います。

そのくらい、自分の中で
コアにあるものです。

浜渦正志さんという
ゲーム音楽の作曲家
がいらっしゃいますが

彼がFINAL FANTASY X
のサントラのブックレットで

昔のアニメの音楽というのは


子供に良質な音楽を
届けようということで
品質が高かった

いまのゲーム音楽も
そうでなければいけない

というようなことを
書いていらっしゃいました。

そういった
作曲家の想い


そんな時代に
ゲーム音楽で育ったのが
今の私です。

いまでは
ゲーム音楽がかかると
泣いて喜ぶ人間に
なってしまいました。

薄っぺらい共感よりもストーリー

あの時代のゲームというのは
やってみればわかりますが

当たり前のように
30時間ほどかかります。

ゲーム音楽は
コストパフォーマンス

費用対効果ですね

つまり、アニメのように
30分で終わり
簡単にみられるものと違い
コスパは悪いと言われています。

しかし、
30時間の物語があるからこそ
響くものも大きいなぁと
感じています。

皆さんは
薄っぺらい共感を提供していませんか?
それよりも大事なのはストーリーです。

今日は私の
大好きなゲーム音楽を軸に
共感とストーリーのはなしをしました。

それでは、今日はこの辺で。

いつもお読みいただきありがとうございます。

また明日です!

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