NJE理論ブログ22日目
以前のブログで
心理学では人は救えない
というおはなしをしたことが
ありました。
それでは、何が人を
救うのか。
そういったはなしを
今日はしたいと
思います。
体調不良のまま
それでは、行ってみましょう!
昨日は通院を
してきました。
統合失調症の治療では
継続的な投薬治療が
なされます。
私の場合も、そろそろ
人生の中で
お薬を飲んでない期間を
お薬を飲んでいる期間が
上回ります。
最近は
季節的なもので
年末に向かって
体調が悪くなっていっています。
これは私の身体のバイオリズムの
関係のようです。
もう長いこと
たくさんのお薬を
飲んでいますが
それでもなかなか
良くなりません。
身体の病気と違い
すぐにはよくならないため
諦めずに治療を続けることが
とても大事だなと思います。
文化の力
さて、以前のブログで
心理学では人は救えない
というおはなしをしました。
上智大学名誉教授の
山中祥男先生の
お言葉でした。
上智大学生時代に
印象的だった言葉
というのはいくつかあるのですが
精神分析家で
精神科医でもある
藤山直樹先生の
人を救うには
文化の力が必要
というお言葉が印象的でした。
藤山先生が
おっしゃっていたのは
人が人の力だけで
救うことができるのは
片手で数えられる程度
多くても両手に収まる程度だ
というおはなしをされていました。
確かに、そう思います。
心理学的な面接場面というのは
かなり限定された空間です。
設定と構造
というおはなしがありますが
要は時間が決まっていて
お金を払って面接を受ける
このプロセスが
とても大事なんですね。
心理学の面接の場面で
恋心を抱いてしまい
面接の外で会ったりするのは
禁忌とされています。
こういったことをすると
例外なく泥沼的な展開になり
良いことがないんですね。
フロイトからはじまる
精神分析の歴史の中で
禁欲原則といったものが
心理学の面接ではあります。
それを守れないと
面接は成り立ちません。
そういった、文化の力
これが人を癒し
救うには大事なんだなと
思います。
私は音楽を作っていますが
これは
言葉は人を変えない
という強い想いがあるからです。
音楽だけでは人は救えないかも
しれません。
でも、私もそうですが
音楽がきっかけで変わっていったこと
って結構ありました。
私は究極的には
人を救うのは人でしかない
と思っているため
音楽も万能ではないと
思っています。
青春期に
言葉って本当に人を変えないんだな
と痛感しました。
音楽は万能ではないものの
私は音楽の力を信じています。
音楽なんかじゃ変わらないよ
っていう方もいらっしゃいますね。
ですが、私は
音楽の力を信じて
やっていこうと思っています。
手を差し伸べる
先ほどの
藤山先生のお言葉が
本当だとするなら
手を差し伸べる人
というのは選ばなくてはいけません。
家族、親しい友人
そのくらいになると思います。
文化の力というのは
偉大だなと
感じます。
今日は、心理学のはなしから
人を救うのには文化の力が必要
というおはなしをしました。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただきありがとうございます。
また明日です!