病気が癒える物語

私が売っている
売り物は何か

すなわち

強みってなんですか?

ということに関して
解が出てきました。

今日はそんな
私の強みについての
おはなしです。

シュガーマンの本から

それでは、行ってみましょう!

毎週、土曜日か日曜日は
時間をとって放送大学の
講義を受けるようにしています。

現在、受講している
中高年の心理臨床

いまは高齢期の方の
心理支援について

ということで
学んでいます。

講義の中で
鈴木さんのケース
というのがあり

情報が不足している状態では
しっかりと根拠を持って
心理状態を推測するのが
難しい

というはなしをしていただきました。

周りからは幸せそうに見えていても
実際にはかなり不幸だ

というケースはたくさんあるように
思います。

昨日はまた
ブログセミナーの
課題図書として

出ていた
シュガーマンの本が
届きました。

10倍売る人の10の文章術という本です

昨日は
オンラインイベントもあったのですが

時間を見つけて
本を読み進めました。

病気が癒える物語

本を読んでいると

売るのは商品ではない

というはなしが出てきました。

NJE理論ブログでは

ものは売らない

と教わります。

シュガーマンは
売るのは物やサービスではなく

コンセプト

と言っていました。

なるほどー、と
思いました。

以前のセミナーで

「らなっちの強みはなに?」

と裕治郎先生に聞かれて
答えられなかった私ですが

私自身が統合失調症という
バックグラウンドを持つことや

そこから、いろんな方の力を経て
ここまできていることを考えると

自分が売っているのは

病気が癒える物語

なのかなと思うように
なりました。

これが私の強みかも
しれません。

まだ寛解に近い状態
ということで

完治というのは
こないと思います。

あくまで癒えるだけで
治るわけではないかもしれませんが

病気を認めて
生きていくことはできる

とそう感じています。

私の中でヒントになったのは


受容の段階

という概念です。

キューブラー・ロスのものを
よく取り上げていますね。

こちらは高齢の方が
亡くなる前に
辿るプロセス

としてよく知られていると
思います。

受容のプロセスでは

1.否認と孤立
2.怒り
3.取り引き
4.抑うつ
5.受容

というふうに
段階を経て
自分の終わりを受け入れて
行きます。

https://www.highness-co.jp/churakubou/detail/190

↑参考にさせていただきました。

高校生の時に
保健体育の教科書で

みたものが初めてだったと
思います。

これはそういう概念がある
というだけかもしれませんが

精神障害でも

自分の病気は治るのではないか?
とか

なんとかして病気が治らないか

取引したりする時期というのはあります。

また
どうしても自分の病気なんて治らないんだ

という絶望感に打ちひしがれることもある
と思います。

これらは病気の治癒の過程で
とても大事なことで

必要なことです。

私の音楽がやっていること
というのは

その患者さんたちの物語に
音楽という形で関与し

いろんなヒントを与えたり
時に感情を揺さぶって

思考に幅を与える
と言ったことだと思います。

物語が売れればよいので
音楽でなくても良いのかも
しれません。

物語について整理するのは
特に統合失調症の治療では
とても大事です。

以前、統合失調症の
新薬を作っていらっしゃる

糸川昌成先生の
おはなしをしましたね。

糸川先生がおっしゃっていたのは

抗精神病薬というのは
脳は治しても魂は治さない

IPS細胞やラットは
物語はつむがない

ということでした。

統合失調症は未知なる部分が
多い病気ですが

どんなに良いお薬が出てきても
お薬の力だけでは
癒えないのだろうなと
思います。

統合失調症の治療で大事なのは
まずは服薬をしっかりとすること

そして自分の病気について
自分で知識を持つこと

それから経済的に自立していくこと

だと思います。

このどの段階でも必要なのが
自分の物語について
整理すること

だと思っています。

正確には私の強みや
売りものというのは

精神的な病気が癒えるような
という意味なので

病気でない人にも
通じるところがあると思います。

NJE理論ブログの効能

NJE理論で
ブログを書くのは

しんどいなと感じます。

ですが、成果があがる
方法のため

私もいろいろと発見がありますね。

今日はシュガーマンの
コピーライティングのはなしから

私の強みについて
おはなししました。

それでは、今日はこの辺で。

いつもお読みいただきありがとうございます。

また明日です!

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