チップチューンと言われる
ファミコン音楽や
ゲームボーイ音楽などの
音楽の作り方について
今日は
その手法の
特徴などについて
おはなししたいと思います。
チップチューンの作り方
それでは、行ってみましょう!
近年になり
チップチューンと呼ばれる
8bitや16bit的な
音楽ジャンルが
注目されています。
私の専門が
ファミコン音源になりまして
自作のフリー音源サイトで
音源を公開しておりますが…
8bit系の記事は
こちらのブログでも
かなり書かせていただいて
検索にも
引っかかるように
なっているようです。
チップチューンという
側面から捉えると
より詳細な記事が
必要と感じて
おりまして
こちらの記事を
何度かリライトして
仕上げていくことに
しています。
こちらでは
本格的な
ファミコン実機を使った
音源制作を
ご紹介しますね。
NSFの作り方について
NSFファイルというのは
NES Sound Formatのことで
ファミコンの音楽形式の
ファイルのことです。
NSFを作るには
MMLやトラッカーといった手法や
Famistudioなどの
専用のDAWを使います。
DAW形式のソフトだと
メキメキチップのような
可愛いソフトや
https://amuru9.wixsite.com/my-site
famistudioのような
本格的な
チップチューン制作用の
DAWもありますね。
特にfamistudioは
若いチップチューナーの間で
使われているようです。
MMLについての詳細は
こちらの記事を
ご参照いただきたいのですが…。
具体的には
アルファベットと
数字を使い
音楽を表現していく
方法です。
例えば
FINAL FANTASYの
プレリュードが
ありますが…
#title FF1 Prelude
#composer Nobuo Uematsu
#programer rana
#Maker Square Soft
@v0 = { 0 8 7 6 5 4 4 0 }
@v1 = { 12 0 }
@v2 = { 12 12 12 12 12 0 }
@v3 = { 15 13 11 9 8 6 5 3}
@v4 = { 8 8 7 6 5 5 4 3 2}
@EP0 = { -1 0 }
#AUTO-BANKSWITCH 0
AB t100
B r16r16
;a+cdf
A L @1 @v3 l16 o3 a+cdf a+>cdf a+>cdf a+>cdf
A a+fdc <a+fdc <a+fdc < a+fdc
B L @v4 l16 o3 a+cdf a+>cdf a+>cdf a+>cdf
B a+fdc <a+fdc <a+fdc < a+fdc
;gaa+d
A o3 gaa+d gaa+>d gaa+>d gaa+>d
A gd<a+a gd<a+a gd<a+a gda+a
B o3 gaa+d gaa+>d gaa+>d gaa+>d
B gd<a+a gd<a+a gd<a+a gda+a
こんな感じで
書いて
ppmckをいうツールで
コンパイルすると
NSFが生成できます。
MMLでは
ドレミと書くのに
cdeというふうに
書いていく方法です。
例をもうひとつ
出しておくと…
#title Super Mario Bros. 1
#composer Kohji Kondo
#programer rana
#Maker Nintendo
@v0 = { 0 8 7 6 5 4 4 0 }
@v1 = { 12 0 }
@v2 = { 12 12 12 12 12 0 }
@EP0 = { -1 0 }
#AUTO-BANKSWITCH 0
ABCD t100
;intro
A @v0 @2 o4 l16 f+f+r f+r f+f+r b r8. g r8.
B @v0 @2 o5 l16 e e r e r c e r g r8. r r8.
C o4 l16 d d r d r d d r >g<r8. g r8.
D EP0 o0 l16@v2 d @v1 d r @v2 d r @v1 d @v2 d r d r8 d r @v1 d d d
;A-A
A L @v0 o4 l16 e8. c8.<g8>r c8d8c+c8
B L @v0 o5 l16 c8.<g8. e8 r a8b8a+a8
C L q5 o4 l16 g8. e8. c8 r f8g8f+f8
D L @v1 o0 [l16 b r d12 d24@v2 d r @v1 d12 d24]2
;A-B
A @v0 o4 {c gb}4>c8<a b8g8 ef d8 r
B @v0 o4 {g>eg}4 a8 f g8e8 cd<b8>r
C o4 {e>ce}4 f8 d e8c8 <ab g8>r
D @v1 o0 [l16 b r d12 d24@v2 d r @v1 d12 d24]2
こちらは
スーパーマリオブラザーズの
地上BGMの
冒頭です。
マニアックな
方法になりますが
なぜか国内では
昔からよく使われており
日本で
チップチューンを
やるなら
おすすめの方法になります。
MMLの利点
としては
ほかの人の
音色が
盗みやすい
というのが
ありますね。
ファミコン音源の
場合は
音色作りが
サウンドのキモに
なってきます。
スーパーファミコンの
音源と
大きく異なるのは
この音色作りの
部分です。
MMLの場合であれば
最初の数行が
音色定義になり
自作の音色を
公開している方も
いらっしゃいます。
これを
コピー&ペーストで
貼り付ければ
その音色が
出せるので
自学自習に
向いています。
MMLの
デメリットと
しては
やはりその
敷居の高さ
でしょうか。
プログラミング的な
手法ということも
あり
かなり
挫折する方は
多いようです。
昔は
チップチューンでは
MMLが必須
という時代も
ありましたが
最近は
便利なツールも
たくさんありますので
必ずしも
MMLが必須
という感じでは
なくなりました。
トラッカーに
関しては
ゲームボーイなどは
トラッカーが主流で
特に海外では
トラッカーが
主流で
使われています。
MMLやトラッカーといった
手法は
ちょっと特徴的で
難しいようには
思うのですが
人と違う音楽を作りたいなら
人と違うことをすると
良いなと思いますので
試してみてください。
詳細解説記事へのリンク
以前
8bit音楽の作り方
という記事を
公開したことがありました。
こちらはパソコンでの
制作を想定しますが
スマホでも
作成できます。
8bit音楽や
チップチューンといいつつ
私の専門が
ファミコンやゲームボーイに
なりますので
私が説明できるのは
その周辺の
知識になります。
チップチューンといっても
いろんなものがあり
ファミコン音源だけを
指すわけではない
と覚えておいていただきたいです。
具体的な
フリーソフトに
ついては
こちらの記事が
参考になります。
特に
Android向けの
チップチューン制作ツールは
こちらの記事を
ご参照ください。
実機から音を出す
みなさんが
特に気になるのが
ファミコン実機から
音を出す
という手法だと
思います。
@ranamzk 朝ファミコン#ファミコン ♬ maji – ranamzk
先日
tiktokで
バズったという
こちらの動画でも
使用している
この装置も気になりますよね。
こちらの装置ですが
テラネットワークシステムさん
という
自主制作ハードウェア
サークルさんが
同人で作っていた
装置になります。
私がいま
持っているのは
初期の
TNS-HFC1の
改良版にあたる
TNS-HFC1-Eです。
端子が見えると思いますが
こちらは私が
自分ではんだ付けした部分があるので
荒く見えていると思います。
こちらの端子に
悪魔城伝説などを
刺して使っています。
こちらのカセットを
指すことによって
3音プラスすることが
可能です。
私が普段やっているのは
この装置につけている
SDカードの中身の
音楽データを作る
ということを
やっています。
SDカードの中身には
NSFファイルが
格納されています。
このデータを
作るのが
チップチューンの
キモですね。
実機再生の
カセットに関しては
ほかにも
海外製の
カセットが
あったりするようです。
TNS製品は
もう生産されて
おらず
オークションや
フリマなどに
たまに高値で
出る程度ですので
ほかの
プロダクトを
みてみるのも
良いかもしれませんね。
実機に
こだわらないので
あれば
FPGAなども
おすすめです。
https://pgate1.at-ninja.jp/NES_on_FPGA/
まとめ
今日はチップチューンの
作り方について
おはなししてみました。
参考になれば幸いです。
私の普段作っている
チップチューン音源は
こちらからお聞きいただけます。
音楽配信(サブスク)一覧
こちらもどうぞ
よろしくお願いいたします。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
また明日です!
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