病院で流れる音楽のポイントについて

病院では
患者さんが
長い時間を
過ごすことに
なります。

そこで
不安や
焦りといった
気持ちを
落ちつけるような
音楽を

流すと
いいのかなと
思って
おりまして

音楽療法の
視点を
交えながら

病院で
流れる
音楽について
おはなし
いたしますね。

病院で流れる音楽のポイントについて

それでは、行ってみましょう!

さて
6月は
歯と口の
健康週間というものが
あり

歯科に
かかる機会が
多かったのでは
ないでしょうか?

私が
よくいく
歯科は

院長先生が
クラシック音楽が
大変お好きで

よく
クラシックが
かかっていたり
します。

病院で
流れる
音楽というのは

いくつか
ポイントが
あるように
考えていて

音楽療法の
研究なども
選曲に
活かせそうかなと
思って

この記事を
書いています。

いくつか
事例や
先行研究といったものが
ありますので

まずは
そういったものに
ついて
ご紹介
しますね。

音楽療法と言えばモーツァルト?

よく
モーツァルトを
を流すと
頭が良くなる(?)

という風な
ことを
言われたり
しますよね。

モーツァルトの
音楽が
人間の健康に
良い影響がある

という
研究は

ラットの
迷路を解く
研究で
示唆されたもの
でした。

具体的には
モーツァルトの
ピアノソナタK448
を聞かせると
ラットの迷路を
解くスピードが
あがったんだそうです。

モーツァルト/2台のピアノ・ソナタ ニ長調 第1楽章,K.448,K6.375a

この
研究が
音楽療法などの
実践を
裏付けるような
研究だった
ようですね。

モーツァルト効果
については
追試も
行われていて

実際に
実証した
という研究も
あるそうです。

https://spc.jst.go.jp/news/160104/topic_5_02.html

また
近年では
こうした
ラットの
迷路を解くという
研究に
加えて

ピアノソナタのK448が
てんかんの
症状に
有効だった
という研究が
あるそうです。

https://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/13821

これも
また
同じピアノソナタが
研究で
効果があったと
示唆されているようですね。

こうした
研究から

クラシック音楽が
健康に良い
とか
クラシックは
頭をよくする
といった

俗説が
流行るように
なりました。

その後の研究から

その後の
研究で

こうした
ラットが
迷路を解く
スピードが
はやくなるというような
音楽は

必ずしも
モーツァルトでなくても
良いことが
わかってきました。

音楽療法の
分野では
よく言われることの
ようなんですが

音楽を
治療的に
用いる場合は

聞く側の
音楽歴

つまり
いままで
どういう音楽を
聞いてきたのか?

楽器経験は
あるのか?

といった
ことも
かなり
影響するんだ
そうです。

この
モーツァルトから
はじまった研究では

短調よりも
長調の曲が

テンポが
遅い曲よりも
早い曲のほうが

こうした
空間推理能力を
高めてくれる
という風に
いまは
なっているようです。

それでは、どういった音楽がいいのか?

それでは
病院では
どういった
音楽が
いいのか?

という
ことですが

私は
オルゴールの
ような
ゆったりとしていて
メロディーが
はっきりしている音楽
というのを
おすすめしています。

音楽というのは
流れていると
その場から
逃げること
というのは
とても
難しいですよね。

物理的に
耳を
塞ぐか
場所から
いなくなるか
するしか
ありません。

多くの
人が
苦しみを
抱えて過ごす
病院では

まず
みなさんが
嫌いでないものを
選ぶというのは
大事だと
思います。

最近
テレビを
置く病院が
減っているというのは

テレビは
残虐な
ニュースや
うるさい
バラエティといった
ものも
多く

病院には
適していない
というのも
あるんだと
思います。

ゆったりと
落ち着く
オルゴールの
かかる
病院では

病院
そのものに
落ち着いた
リラックスできる
という
印象を
与えるのかなと
思います。

メロディーが
はっきりした曲が
良いなと
思うのは

メロディーの
しっかりした曲の
ほうが
患者さんが
楽曲を掴みやすいから
ということが
あげられますね。

ヒーリングミュージック
のような
ものでも

なんとなく
シンセサイザーの
パッドが
ふわ〜っと
浮いているようなものも
多くありますが

あれは
メロディーが
つかめず
病院では
逆に
不安になるような
気がしています。

ジブリなどの
音楽を
担当された
久石譲さんが
おっしゃっていましたが

メロディーというのは
リズムやハーモニーを
象徴するもの

という
説明を
されていましたね。

この辺は
難しいはなしなので
詳細は
省きますが

病院では
聞き馴染みの
あるような
メロディーや

ゆったりとした
テンポの

また
いままで
聞いたことが
なくても
安心できるような
楽曲

というのが
良いのかなと
思いますね。

その
結果として
クラシックが
選ばれることが
多いんだろうなと
感じています。

おすすめはオルゴールの音源

私は
よく

病院で
流れる
音楽としては

オルゴール音源を
勧めています。

これは
私自身が
以前
お世話になっていた

東京の
精神科で
オルゴールが
かかっていて
大変良かったから
というのも
大きく関係しています。

10代20代は
私は
東京に
住んでいましたので

四ツ谷にある
精神科に
かかって
いたんですが

担当の
医師が
大学の
教授なども
やっている方で

2時間くらいは
平気で
待つような
状態でした。

オルゴールが
かかっていると
不安が
やわらいだ記憶が
あるんですが

特に
一青窈さんの
ハナミズキの
曲が
オルゴールで
かかった時に

パッと
顔が
あがったのを
覚えています。

この
体験は
いまの
私の
核になっている
体験の
ひとつです。

それから
しばらく
経って

私は
フリー音源というものを
作るように
なりました。

https://www.soundescape.info/

こちらの
サイトで
公開
しているんですが

フリー音源として
病院向けの
オルゴールというものを
作っています。

多くの
音楽には
著作権
というものが
あり

病院では
特例で
著作権は
徴取しないような
ものが
あるんだそうですが

通常の
音楽ですと
やはり
著作権的な
問題というのは
残ってきます。

私の
フリー音源
というのは
フリーというくらいなので
無料で
お使いいただけまして

病院などで
是非
かけていただきたいなと
思って
曲を
作っていたり
しています。

作った
オルゴール
音源は
こうして
プレイリストに
まとめていたり…

Music Box rana

サブスクに
登録されて
いない方の
ために
YouTubeで
公開したり
しています。

病院の待合室のためのオルゴールの音楽(広告なし)-Clinical BGM-

こちらは
途中の
広告は
ありません。

そのまま
お使いいただいて
大丈夫です。

利用規約なども
フリー音源の
サイトに
ございますが

フリーというのは
無料という意味で
著作権を
手放しているわけでは
ない

という点を
ご留意
いただければ
幅広く使っていただける
音楽になっています。

是非
お使いいただければ
幸いです。

まとめ

今日は
病院で
流れる
音楽の
ポイントについて
おはなししました。

必ずしも
オルゴールで
なくても
良い

とは
思うの
ですが

オルゴールは
かなり
選択肢として
良いなと
感じております。

よろしければ
是非
いろいろと
調べてみて
くださいね。

それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき
ありがとうございます。

また明日です!

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