統合失調症の症状のひとつに
音楽性幻聴なんてものが
あるんだそうです.
私は
統合失調症を患いつつ
自身も作曲活動をして
音楽を発表していますが
今日はこの
音楽性幻聴について
自分が考えていることを
おはなしします.
音楽性幻聴に関する
全てのことを網羅するというより
1人の患者のサンプルみたいな
おはなしになりますが
気になる方は
ぜひ最後まで
お読みください.
統合失調症の音楽性幻聴の名残りと思われる作曲の和音構造
それでは、行ってみましょう!
まずは今日の
一曲からですね!
さて今日は
音楽性幻聴の
おはなしです.
毎朝ブログの解析を
眺めてから執筆をはじめるんですが
私のブログに
統合失調症の音楽性幻聴のことを
知りたくて訪れてくださる方が
いるようです.
音楽性幻聴って
なんだったっけ?
と思ってGoogleさんで
検索してみると
論文が引っかかりました.
統合失調症における音楽幻聴の責任部位
https://www.jrias.or.jp/report/pdf/2001_1_1_1_6J.pdf
こちらの論文を参考にしつつ
私の言葉でまとめると
まず統合失調症には
陽性症状というものがあり
多くは幻覚・妄想という症状が
あります.
このうち
幻覚というのは多くは幻聴で
この幻聴には言語性のものと
音楽性のものがある
とのことでした.
この研究などをみて
えっ?と思ったのですが
普通の人って
何もしてない時に
音楽聞こえたりしないんだ…
という驚きがありました.
これは作曲をしていると
あるあるかなと思いますが
頭の中でラジオ局が選曲するように
好きな曲をかけたりすることが
できたりします.
その延長でメロディーが
降ってきたりすることも
ありますかね.
作曲の能力にも
よるのかもしれませんが
世の中には作曲ができる人
というのは結構少ないので
伝わりにくい部分です.
たとえていうと
お風呂でシャワーを浴びたりしていると
鼻歌を歌ったりすることがあると思いますが
あの延長みたいな感じかなと
思っていただければ良いかなと思います.
統合失調症の幻聴というのは
かなりわかりにくく
その患者さんの内的な体験として
現れてきます.
言語性の幻聴については
「SNSで誰かに悪口を言われている気がする」とか
「誰かにLINEで変なことを言われてる」とか
結構一般の健康な人でもそうかも
と思うような内容って結構あるんですよね.
音楽性幻聴の場合は
もしかしたら
私が意識していないだけで
結構あるのかもしれません.
統合失調症を患っていて
作曲をしている人というのは
かぎりなく少ないと思うので
サンプルがとても少ない気がします.
ひとつこれは
統合失調症の影響がありそう
と思うのは
和音の並べ方のことです.
私はたまに
オーケストラの曲を
書いたりしますが
ストリングスの内声の動きが
一般的な音楽理論と外れた和音になることが
よくあります.
これは
頭の中で鳴っている音と
実際に譜面やパソコンで入力する音が
ずれてるからそうなるみたいなんですが
どうやらここに音楽性幻聴の影響が
ありそうなんですよね.
大学生の頃に
東京音大に遊びに行ったりしていて
音大生さんに和声の課題をみてもらったときに
和音がすごく斬新になっててかっこいいと
言っていただいたことがあったんですが
ある意味
テストで点が取れるような曲には
ならないものの
自分には自分にしか作れない和音というのが
あるのかもしれません.
私が音大のテストのような
聴音をやると
和音が綺麗にずれて
得点できないと思います笑
でも以前よりも
和音に関する訓練に興味を
もつような内容になりました.
今日は統合失調症の音楽性幻聴のおはなしを
しました.
こういう記事のほうが
面白いのかもしれないなと
最近思いますが
また何かありましたら
記事にさせていただきます.
さて
最後に告知です.
もう春の曲が
聴かれはじめているようで
春のプレイリストのほうを
更新しております.
春のプレイリストは
こちらからどうぞ.
こちらは
これから春-初夏くらいまで
更新していきますので
ぜひプレイリストの
フォローをお願いいたします.
それでは、今日はこの辺で.
いつもお読みいただき
ありがとうございます.
また明日です!