こんにちは。チップチューンをやっています、ranaと申します。アメリカ人のラッパーさんのMegaRanさんに提供した最新アルバムがリリース予定です。
https://megaranmusic.com/album/live-95
MegaRanさんのアルバムにはたまに呼ばれていまして、今回も8bitな感じの曲を作りました。(今回はVRC6をちょっとだけ使ったファミコン音源です。)2015年にRNDMというアルバムに参加しましたが、その時はビルボードのチャートになるのど大賑わいでしたね。楽しかったです。
さて、今回はチップチューンで使う、LSdjとゲームボーイのはなしです。ゲームボーイの改造やチップチューンに興味のある方向けの記事になっています。
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ゲームボーイの改造について
ゲームボーイの改造でやっていること
ゲームボーイを入手する
通常のゲームボーイは画面がかなり暗く、荒い感じなんですが、まずは改造されたい方はゲームボーイを入手されると良いでしょう。
レトロゲームあるあるですが、新品はかなり良い値段ですので、中古で良いと思います。
初代のゲームボーイは音が良いと言われています。次点でGBASPが音が良いと言われているようですが、諸説ありますので、使いやすそうな方を選びましょう
私は改造にあたり、30年使っていたスケルトンのゲームボーイを使用することにしました。
液晶のバックライト化
普通の人から見たら「一体どうやってやっているんだ…」という工程ですが、実は改造キットがあります。
以下のようなブログを参考にしてみてください。
https://www.tee-suzuki.com/gameboy_backlight_vol2.html
これで画面がかなり見やすくなりますので、オススメの工程ですね。
最近だと液晶をバックライト化するだけでなくiPS液晶を使って綺麗にしたりすることもできるようです。(英語で自分で調べられる方でないと厳しいと思います。)
プロサウンド化
次に音質の改善をします。チップチューン用途でゲームボーイを改造するなら避けては通れない過程ですね。プロサウンド化と呼ばれています。
こちらはキットなどはいらないようなのですが、基盤の構造を理解する必要があります。下記のブログなどを参考にチャレンジしてみてください。
RCA化
右上に機材用のオーディオケーブルを接続する端子をつける工程です。こちらは機材を使ってつなぐ場合に上記のプロサウンド化では足りない場合に行います。
イヤフォンジャックだけで事足りる場合もあると思いますが、私はRCAジャックをつけてもらってみました。やはり機材に出力する際などはとても便利ですね。
バッテリー化
ゲームボーイは電池で動きますが、バッテリー化することもできるようです。(私は電池がいいので、敢えて電池をしようしています。)
こちらのブログなどを参考にしてみください。
https://ameblo.jp/pokopoko-falcon/entry-12612899118.html
特に後述するカセットでは立ち上がりの際に電源をかなり食いますので、しっかりしたバッテリーがあると良いです。
改造したゲームボーイは電力が足りないと動作に不備が出ることもありますので、しっかりバッテリーにはエネルギーのあるものを使いましょう。
実機で鳴らすには?
最近も、GB USB Smart Card 64Mというものが主流で使われているようです。昔はキッチベントなど海外のサイトから輸入する必要がありましたが、いまはAmazonに売っています。
こちらのカセットの使い方は当ブログのこちらの記事をご参照ください。
https://tatsuyakitahara.com/archives/298
LSdjの買い方、入手の仕方も合わせて書いています。
私はMacベースで使っていますので、Windowsをご利用の際はyukkeromさんのこちらの記事をご参照ください。
https://yukkerom.com/gameboylsdj/
自分での改造が難しい場合
自分で改造するのが難しい場合は、メルカリなどで職人さんがカスタマイズしたゲームボーイを売られていますので、そちらを購入しましょう。
職人さんによっては、自分の持っているゲームボーイのカスタマイズをしてくださる方もいるようです。私はうめさんという方に昔お願いしました。
まとめ
ゲームボーイ実機で音楽を作られる方の参考になれば幸いです。
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