こんにちは。チップチューンの制作記事になります。
今回はゲームボーイでの音楽制作に便利なnanoloopとlsdjの違いについて考察してみたいと思います。どちらもゲームボーイでのチップチューンの際に重宝するソフトです。エミュレーターやAndroid/iPhone(LSdjはAndroidのみ)やゲームボーイ実機での利用も可能です。今回は両者の違いや使用する際の注意点などもみていきたいと思います。
nanoloopとlsdjの違いについて
nanoloopについて
nanoloopはチップチューン黎明期によく使われていたソフトです。いくつかバージョンがあり、GB版、GBA版、アプリ版などがあります。こちらのものに加えてnanoloop FMというガジェットタイプのものがあるようです。
https://nanoloop.com/shop/index.html
実機で使ってみたい方は手に入れてみてください。国際郵送になるので時間はかかると思います。GBA版はゲームボーイアドバンスで利用されていた足の短いものがあるのですが、現在はストアにはないようです。
nanoloopのアプリは有料ですが、iPhone/Androidで手に入ります。
実機で試される前にこちらを買ってみるのも良いでしょう。
こちらのnaoloopはloopとうように、 常に画面でループしながら制作していくソフトです。
こんな感じで、左上の白い枠から右下に向かって一段ずつ動いていき、音楽が流れていきます。一段目の左から右へ行ったら次は二段目の左から右へというような感じです。
nanoloopは偶発的なちょっとしたアイディアを試しやすいソフトだと思います。 lsdjはトラッカータイプなので、ちょっと違う感じなんですよね。
lsdjについて
lsdjはこちらからダウンロード可能です。
https://www.littlesounddj.com/lsd/index.php
ダウンロードなど導入がわからない場合はこちらの記事をご参照ください。
lsdjはROMイメージが配られていますのでエミューレータなど、パソコンでも制作が可能です。
Macでのエミュレーターを使った制作についてはこちらをご参照ください。
またAndroidだけかなと思いますが、アプリでエミュレーターを使って動かすことも可能です。
こちらの記事内のエミュレーターに先ほどのリンクでゲットしたlsdjを入れて動かすことが可能です。
(iOSなどでも動かせる方法があるようですが、Swiftなどのプログラミングの知識が必要なようです。)
トラッカータイプとさきほど書きましたが、上から下に画面が流れていきます。こちらはアルファベットで打ち込んだ音符が確認できますね。先ほどのnanoloopのうほうが直感的な感じがします。
lsdjをゲームボーイ実機で鳴らしたい方はこちらをご参照ください。
nanoloopとlsdjの比較
比較すると
・nanoloopは直感的な操作が可能。lsdjはじっくり曲を練りたい方向け
・nanoloopはダンス系などのループ音楽向け
・lsdjはポップスやアニソンカバー向け
・どちらも実機で鳴らすことが可能
といった感じになります。
使ってみて相性の良いほうを使えば良いと思うのですが、日本での情報量は現時点ではlsdjのほうが多めなので、lsdjをメインで使うことを視野に入れながらアプリでnanoloopも入れてみる、といった感じで使ってみると良いと思います。最終的には自分にあったほうを選びましょう。
まとめ
nanoloopとlsdjの違いについて、まとめてみました!
私は普段ファミコンを中心とした8bit音源をフリー音源サイトで公開しております。
また普段の楽曲はSpotifyでお聴きいただけます。
是非聞いてみてくださいね。
nanoloop2の
入手については
こちらの記事を
読んでみてください。
それでは!
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