交通事故の
後の
急性期のような
症状が
おさまって
また
休息期に
入ってきています。
この時期は
いわゆる
寝てばかりの
時期です。
周りも
焦りやすい時期
ですが
この時期の
過ごし方の
コツについて
おはなし
しますね。
統合失調症の寝てばかりいる時期に突入
それでは、行ってみましょう!
さて
ここ
数日ですが
ずっと
寝てばかりいる
時期に
突入して
います。
周りから
みると
三年寝太郎みたいな
感じなんだろうなと
思います。
この時期は
家族なども
焦りやすく
「ずっと
このまま
寝たままに
なるのではないか?」
と
無理して
外に
出させたり
無理やり
日光を浴びさせたり
しがちです。
この時期は
焦らず
しっかり寝ていても
良い時期です。
ただ
過ごし方には
コツがあるようなので
その点について
抑えたいと
思います。
統合失調症の四つのステージ
統合失調症には
四つのステージ
というのが
あるという
仮説が
あります。
私は
交通事故の
後で
急性期のような
興奮状態
衝動性といった
症状が
出ていました。
この
症状の後に
くるのが
消耗期(休息期)
と言われる時期で
患者さんの
特徴としては
長い睡眠
が
あったり
します。
理解の
仕方としては
急性期で
使った
エネルギーを
補充しているような
イメージです。
正確には
補充するために
準備をしているような
状態ですね。
なので
外にも出ず
家でずっと
寝ているような
時期だったりします。
この時期は
患者さんも
焦りがちなので
気をつける必要が
あります。
休息期の過ごし方のコツ
こちらの
休息期の
過ごし方の
コツというのは
寛解過程論
というのを
唱えている先生が
いらっしゃるようで
その
考え方が
参考に
なります。
5つの
コツが
あるのですが…
その1:薬をきっちり服用すること
その2:ゆったりのんびり過して構わないこと。焦らないこと。
その3:最低8時間は熟眠すること。もし、寝れるのなら、午後3時まで朝寝や昼寝をしても差し障りないこと。ただし、食事と服薬は朝・昼にすること。夜の寝つきが悪くなるので、午後3時以降の昼寝は必ずしないこと。全くの昼夜逆転は生活リズムを乱すのでしないこと。
その4:大きなチャレンジ、例えば、いきなり仕事に就こうとすること等ですが、これはしないこと。
その5:もし退屈や暇を感じるなら、それはこころの余裕を示すものだから、何か楽しいことをして良いこと。例えば、DVDをみるとか、ネットサーフィンするとか、プラモデルを作ってみるとか、久しぶりにピアノを弾いてみるとか、等等です。
https://yagotonomori.jp/2019/12/11/%e7%b5%b1%e5%90%88%e5%a4%b1%e8%aa%bf%e7%97%87%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%ae%e5%9b%9e%e5%be%a9%e9%81%8e%e7%a8%8b%e3%81%a8%e6%85%a2%e6%80%a7%e5%8c%96/
統合失調症の
場合は
投薬治療が
基本に
なりますので
まずは
服薬を
しっかりするのは
大事です。
後は
焦らないこと。
これですね。
まだ
仕事のことを
考える段階では
ありません。
むしろ
この時期に
急に
仕事を
探し始めるような
場合は
逆に
急性期に
戻るような
合図になりますので
とても
気をつけて
ください。
睡眠の
コツですが
15時
以降は
頑張って
起きているように
しましょう。
そうすると
昼夜逆転を
防げます。
逆に
15時くらいまでは
寝ていても
大丈夫です。
その場合も
ご飯とお薬は
朝と昼に
しましょう。
私が実際にやったこと
今回の
交通事故で
任意入院の
はなしが
出た時に
私が
実際に
やったのは
服薬と
家族の
理解を得る
ということでした。
いまは
便利な
時代で
ネットで
情報を
集められる
時代になりましたが
逆に
詐欺や
間違った情報
というのも
たくさんあるように
なりました。
特に
統合失調症で
よくあるのは
精神科の
お薬は
飲んではいけない
というような
間違った
情報です。
YouTubeなどで
よくあるようですね。
こちらの
情報は
統合失調症の
当事者には
あてはまりません。
みていると
大抵が
何か
自分の
健康食品(CBDオイルなど)を
売りつけるのが目的の
詐欺なことが
多いようです。
または
医師で
あっても
医師免許は
持っているものの
精神医学と
反対のことを
言ってる医師も
いるようなので
誰が
言っているのか?
ということを
必ず
チェックしましょう。
私のような
普通の
当事者や
普通の
医師が
統合失調症で
お薬を
飲まなくて良い
と
周りに
勧めることは
100%ありません。
まずは
しっかり
服薬することです。
精神的な
不調のことで
お薬を
飲むなんて!!!
というような
主張も
見受けられますが
統合失調症は
心の病
というよりも
脳の疾患に
近いイメージです。
ドーパミンという
物質が
ありますが
それが
過剰分泌
されている
というような
仮説もありますので
本人の
気持ちの問題
よりも
脳の問題
として
理解しましょう。
そして
どうしても
統合失調症は
理解するのが
難しいので
心理社会教育
というのが
必要に
なってきます。
この段階で
インターネットの
情報などに
あたるのですが
まずは
ご家族で
あれば
ご本人の
付き添いに
診察に
同伴する
というのも
手です。
私の
場合は
以前の
主治医や
その前の
主治医にも
親に
病気の
理解を
促すことは
必要だろう
と
言われて
きました。
まだ
家族の
受け皿が
十分でない
と
感じていたので
先送りに
していたのですが
入院の
はなしが
出てきていたので
思い切って
父親にも
はなしを
聞いてもらうことに
しました。
これが
治療にとって
大きくプラスに
なりました。
ネットの
文章よりも
医師による
噛み砕かれた
説明というのは
とても
わかりやすいようでしたね。
まとめ
統合失調症は
慢性疾患のため
治療期間も
長くなりやすい
病気です。
そのため
家族の
支援というのは
統合失調症の
当事者にとっても
重要に
なってきます。
まずは
焦らず
ゆっくりと
雨が
あがるのを
待ちましょう
しばらくすると
また
ご本人も
活気を取り戻し
何か
したいなと
思うようになったり
外に
出るように
なってきます。
その時期の
はなしは
また
改めて。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
また明日です!