今日は
出産に関連する
トピックです。
障害者だと
子供を産んだら
遺伝するんじゃないか!
と思われる方も
多いと思います。
実はそうでもないので
今日はそんなはなしを
したいと思います。
精神障害者同士が子供を産むと…?〜遺伝と環境のはなし〜
それでは、行ってみましょう!
私も検索をかけたことが
ありますが
特に障害者の方だと
思われますが
自分の病気が
子供に遺伝しないか
気にしている方は
多いようです。
確かに
気になりますよね。
実はそういった
うじか育ちか
みたいなはなしは
心理学の分野で
研究があり
双生児研究というのが
ありますので
今日はそれを
紹介していきますね。
双生児研究
双生児研究というのは
ふたごの研究の
ことです。
(食べる
ソーセージじゃ
ないですよ笑)
一卵性双生児と
二卵性双生児とあり
一卵性双生児は
ひとつの卵子が
ふたつに分裂しているもの
二卵性双生児は
それぞれ別の卵子から
生まれてくるものです。
一卵性双生児は
遺伝的は形質は
同じですので
遺伝的な要因が
あるのだとしたら
例えば片方が
統合失調症だったら
もう片方も
統合失調症になると
思われます。
二卵性双生児は
確かにふたごなのですが
遺伝的な形質は
兄弟姉妹くらい
差があるそうです。
http://www.eps4.comlink.ne.jp/~aasaka/twin8.html
↑参考にさせていただきました。
実際の遺伝による影響
まずはこちらの
図を
ご覧ください。
https://www.smilenavigator.jp/tougou/about/science/
↑こちらより引用させていただきました。
これを見ると
統合失調症の
障害者同士の
子供は
最大で
46%という
結果になるようです。
しかし
この
双生児研究自体が
完全に環境の要因を
切って知ることが
できない研究のため
環境の要因も
大きいのではないか
と言われています。
つまり
統合失調症の親が
例えば
家庭の持続的なストレスを
与えやすい環境を
作ってしまうことも
考えられるからです。
通常の
統合失調症の発症率というのが
1%と言われていますので
それに比べれば
はるかに高い数字
ということになりますが
遺伝だけでは決まらないと
私は思っています。
46%が遺伝であっても
残りの54%は
遺伝ではないと言われますから
できることは
たくさんあるのかなと
思います。
まとめ
今日は
双生児研究から
統合失調症の
遺伝のはなしを
しました。
遺伝のはなしは
決まり切った数字というより
解釈によって
異なるものですので
このブログの
数字だけをみて
一喜一憂せず
しっかりと
研究を追って
調べてみてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
また明日です!