おはようございます。今日は新型コロナウイルスのワクチンの接種の二回目です。二回目は副反応が出やすいみたいなので、戦々恐々としていますが、一回目は大して何も起きなかったので、きっと大丈夫だと思います。しっかり接種を受けてきたいと思います。
ビジョン・パッションについて
昨日はこのブログでビジョンについて考えていました。私の考えたビジョンとしては「痛みのわかる人を育成する」ということでした。これは千住真理子さんの講演会を聞きに行ったことがきっかけということもおはなししましたね。大学教育の流れを考えるとリベラルアーツを徹底する、ということかもしれません。音楽には生々しさや臨場感、そして痛みを伝える力があるようで、私もそういうものを信じたいと思ったからです。
ミッションについてはお話ししたかと思いますが、「不幸の連鎖を断ち切る」ことを使命として考えています。
こういったミッションとビジョンから、いまの自分が仕事をする意味、つまりパッションを考える必要があります。理念とも言うそうです。
どうして音楽をやっているのか
パッションを考える上で避けては通れないのが自分がなぜこの事業をやっているのか考えるということのようです。自分で言えば、何故音楽をやっているのかを考えるということですね。
自分が音楽を何故やっているのか、という文脈で思い出すのは、自分が孤独だった時のことで、よく高校生の時に不登校だったことを思い出します。
高校三年生の春。私は高校に通えなくなっていました。本来であれば部活とかもあったと思うのですが、学校に行けていなかったので、部活にも行っていませんでした。昼は公園で音楽を聞きながら過ごしていました。
よく聴いていたのが一青窈さんの一青想というアルバムで、ハナミズキが最後に入っているアルバムです。「今日わずらい」という曲から始まるアルバムで、透き通るような楽曲に癒されていました。
当時を振り返って思うのは、自分がいじめなどを受けていて傷ついていたこと。そして、三年生というプレッシャーに負けそうになっていたことなどがありました。
不登校に関しては、部活の仲間に男部屋と言われる小さい部屋で泣きながらはなしを聴いてもらったことで解決して、無事に部活にも復帰することができました。プライドが高く、それだけでは進んでいけなかったこと。自分の想いを受け止めてもらったことが大きかったんだろうなと思います。はなしを聴いてくれた同級生には感謝しています。
自分が音楽をはじめたきっかけというのはゲーム音楽で、FINAL FANTASY6に「仲間を求めて」という曲がありますが、その曲を聴いて感動し、「こんな曲を自分でも作りたい」と思ったのがきっかけです。その後ピアノを習い、ブラスバンドや吹奏楽部に入ったりして、自分の腕を磨いていきました。
FINAL FANTASYで作曲をしていらっしゃった植松伸夫さんがよくおっしゃっていたのは、「音楽は一人でやるものではない」ということ。集団で誰かと音楽をやることを重視していらっしゃいました。
私も孤独だったので、ついついDTMなど一人でできることに目が行きがちになっていて、そんな経験から、いまもボランティアではありますが、吹奏楽の楽団に所属しています。
いまのパッションというのは「(音楽の力で)(『孤独』という)想いを受け止める」ということかもしれませんね。
ミッション・ビジョン・パッションに関しては、もうちょっと練ってみようと思っています。特にミッションはこれで良いと思いますが、ビジョンとパッションに関しては精査が必要かもしれませんね。
ミッション・ビジョン・パッションについて考える時
いままでミッション・ビジョン・パッションについて考えてみたりしましたが、自分の病気に関しては一切出てこないことを考えると、自分にとっては病気のことがそんなに重要な要因ではないのかなと思うようになりました。「病気があるから●●できない!」みたいなことを言う人もいますし、言ってくる人もいますが、あまり関係ないのかなと。病気は私の一部であって、全てではないです。一側面にすぎない。
とらわれていてなかなか前に進めない時期というのもありましたが、なんとかそこは脱したいと考えています。
しかし、こう言ったことは自分の熱い想いを語るということなので、どうしても長くなりますね。元々が結構暑苦しい人間なので、得意なことなのかなと思いますが、きっとこういうのが苦手な人もいるんだろうなと思います。
考えてみると、こういった使命や世界観、そしていまの想いというものは、音楽でなくても達成できると思いますね。以前まで興味のあった臨床心理士の仕事でも達成できる気がします。これだけでなく、私でないとどうしてもできない、私だけの唯一無二の強みというのが見つかってくると次につながるかなと思いますので、次はそういう部分を考えてみたいと思います。強みが見つかったら理想客について考えてみます。
それでは、今日はこの辺で。
また明日です!
[…] […]