統合失調症の消耗期の過ごし方について振り返る

今日は
統合失調症の
消耗期の過ごし方についての
おはなしです.

陽性症状が
ピークに達する
急性期のあとに
訪れるこの消耗期ですが

自分の体験で
こうやって過ごしていたな
というものがありましたので
それについておはなししてみます.

この時期の過ごし方の
コツについても
おはなししますので

ぜひ
最後まで
お読みください.

統合失調症の消耗機の過ごし方について振り返る

それでは、行ってみましょう!

さて
今日は統合失調症の
消耗期に関連した
おはなしです.

統合失調症には
4つのステージがあり

  • 前兆期
  • 急性期
  • 消耗期(休息期)
  • 回復期

この4つがあります.

https://www.mental-navi.net/togoshicchosho/understand/stage/#:~:text=%E7%B5%B1%E5%90%88%E5%A4%B1%E8%AA%BF%E7%97%87%E3%81%AB%E3%81%AF,%E3%81%AE4%E6%AE%B5%E9%9A%8E%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B
↑参考にさせていただきました.

消耗期に関しては
急性期の幻覚・妄想といったものが
大きく出たあとで

エネルギーを非常に使ってからの
「病み上がり」
あたる時期に
なります.

ちょうどイメージとしては
精神科などに入院したあとの
数年のイメージかなと思います.

https://www.pref.kyoto.jp/health/health/health03_e.html
↑消耗期について参考にさせていただきました.

統合失調症の当事者の私の
体験談ですが

まず
前兆期があって
急性期では入院をしていました.

そのあとですが
そのときは東京の大学に通っていて
入院のため地元に戻ってきていたものの
また東京で生活するのを再開したという
時期でした.

入院が入ると
自然と休学や留年をすることになり
私はその後結構何度も留年したりしていました.

最初のうちは
それでも通えていたのですが

入院のきっかけに
それまでの生活に疑問を抱き
大きく流れを変えることにしました.

ひとつあったのは
所属するサークルを
変えました.

それまでは吹奏楽の
サークルに入っていたのですが
そこをやめて
作曲のサークルに入りました.

他大のサークルに
インカレして
千葉まで遠征していましたね.

そのご縁もあり
音楽活動を積極的にするようになって
コミケなどのイベントに出ていました.

そのときは
まだ若さもあり
エネルギーがあったようで
三ヶ月に一度イベントにでて
フルアルバムのCDを自主制作で
出したりしていました.

大学生のうち
正規4年くらいの期間は
周りを気にせず音楽もできたのですが

いざ大学に行けなくなり
気力などが衰えてくると
家で曲を書くのもしんどくなってきたり
しました.

退院して5,6年は
生産的な時期だったかなと
思います.

そこからしばらくして
東日本大震災が起きて
そのくらいから
人間関係で悩むような
生活がはじまりました.

そのあと数年は
何をしていたのか
よく覚えていなかったりします.

ここで
消耗期で
やっていたことなのですが

入院をしたりして
体力が落ちていると
感じていたので

退院してちょっとしてから
散歩をするようになりました.

私は音楽が好きだったので
音楽を聴きながらよく
近所を散歩していました.

ちょっとずつ慣れてきたら
少し離れた河川敷に
散歩に行ったりして
その河川敷を歩いたりしていました.

河川敷までも
20分か30分くらいあった気が
しますが

体力がついてきたくらいから
隣町まで歩くことも
ありました.

さきほどの
生産的な時期のあとの
暗黒期なんかは
本当に昼夜逆転なんかも
していましたので

夜に
散歩をして
ちょっと不審者っぽかったなと
思いました.

河川敷で
朝焼けを見ることもよくあって
その風景を写真に
おさめたりしていました.

このくらいの時期は
世の人からは
音楽にかまけて
学業がおろそかになっていると
思われていたかなと思います.

でも今思うと
そういう時期も
私にとっては非常に重要だったなと
感じています.

よく私は
道草や
遠回りは大事だと
言うはなしをするのですが

音楽活動に真剣に向き合うほどに
それだけでやっていきたいと思うのは
ある種自然なことかなと思っています.

もちろん私のように
大学生活がうまくいかなくて
憤りを感じながら音楽というのは
あまり進められない道ではありますが

これが私は20代の時だっただけで
40代や50代になって
仕事が行き詰まって同じように
音楽のことを考えるような方も
世の中には多いのかなと感じています.

ただ
40代、50代で
家庭があるような状態だと
音楽だけに踏み切るようなことは
ほぼ不可能かなと思います.

ほかの仕事も
若い人が優遇される仕事というのは
ありますが

音楽業界は
本当に若い人を求める節があるので
はやいうちにチャレンジできたのは
よかったかなと思いました.

チャレンジしてみたことで
自分がなぜうまくいかないのか?
といったこともその後わかって
いまやその次に
つながったように思います.

もちろん
音楽だけで食べていくことは
ほとんどの場合無理でも
何か得るものは
あるのかなと思います.

音楽自体は
こうした
プラスの面とマイナスの面が
両方あったなと思いますが

統合失調症の患者さんの場合は
ただ大学が卒業できたとしても
そのあとでまた引きこもってしまい
仕事がずっとできないようなケースも
あります.

私のように
外に出たり
音楽でご縁があってイベントに出たり
といった人はマレかなという風に
感じていますが

何か自分の中で
療養生活の柱になるものがあると
良いような気がします.

ある意味私は
音楽には夢中になれたかなと
思います.

ちょっと夢中になりすぎて
周りに怪訝な顔とかもされてましたが
それもまた経験かなと思いますね.

野田文隆先生の翻訳された
「こんな精神科医に会いたかった
魂の手紙治療」
と言う本にも

何か夢中になれることがあると
統合失調症の回復に良いと
精神科医の方が言うような
描写というのがあります.

消耗期の暗黒期のあと
自分がそのとき何をしていたのか
覚えていないくらいの時期のあとは
実家に戻ってきて回復期に入っていきました.

自分の場合は
人間関係の苦労があったので
それでストレスをためて
療養期間はちょっと長めだったかなと
思いますが

それでも
あまり自閉的に
引きこもることは
少なかったように
思います.

回復期に
一緒に遊んだりできる仲間がいたことも
プラスに働いたなと思います.

友人に
感謝ですね.

今日は
統合失調症の消耗期の
過ごし方について
振り返ってみました.

何か参考になれば
幸いです.

最後に
告知になりますが

病院の待合室をイメージした
オルゴールの新作が
サブスクにきております.

こちらから
お聴きいただけます.

https://big-up.style/R32o1kNXOc

しばらくしたら
年末に向けて
リリースのラッシュが
はじまりますので

ぜひ
チェックしてみて
くださいね.

また
Misskey.designの
登録者を対象に
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11月27日(水)とさせていただきますので

もし
迷われている方がいたら
おはやめにお願いいたします.

それでは、今日はこの辺で.
いつもお読みいただき
ありがとうございます.

また明日です!

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