「同人誌みたいなのでいいからさ、図太く、自分なりの美意識や価値観に忠実になってほしい。」

2023年12月6日

今日は
ゲーム音楽の
作曲家の
植松伸夫さんの
おはなしを
交えながら
書いてみます。

植松さんが
ゲーム音楽の
作曲家を
志す人たちに
アドバイス
していること

それについて
触れながら

いまの
自分が
考えていることに
ついて

おはなし
しますね。

「同人誌みたいなのでいいからさ、図太く、自分なりの美意識や価値観に忠実になってほしい。」

それでは、行ってみましょう！

さて
以前
FINAL FANTASYの
作曲家として
知られる

植松伸夫さんの
インタビュー記事を
読んだことが
ありました。

奇跡のような20年間だった。ー『FF』の植松伸夫が語るスクウェア時代と今、未来

こちらの
インタビューです。

当時
読んだ時に
印象に
残ったのは

映画音楽に
関する
くだりでした。

今の人は僕なんかよりずっとずっと譜面も読めるし知識もあるし、コンピューターだって使える。

ただ、さっきも言った通り、みんな “同じこと” をしようとするんだよね。映画みたいなカッコいい曲をつくりたい！とそればかり。でもそれって、『ファッション雑誌で着ている洋服を着たい』って言ってるのと同じなんだよ。

同人誌みたいなのでいいからさ、図太く、自分なりの美意識や価値観に忠実になってほしい。

華々しい花火のような音楽ばかりがもてはやされるけど、地味でもいい音楽はたくさんある。それも必要とされているものなんだよ。流行歌は、それが書ける人が書けばいいの。
https://moppy-baito.com/cg/%E6%A4%8D%E6%9D%BE%E4%BC%B8%E5%A4%AB%EF%BC%88%E5%BE%8C%E7%B7%A8%EF%BC%89/#anc-theme4

この
お言葉が
自分の中に
とても残って
いました。

当時も
オーケストラ音源を
買おうとしてたんだと
思いますが

カッコいい映画音楽を
って思ってたんですよね。

違うだろうと。

植松さんが
おっしゃっていたように

本当に
同人誌とか
同人音楽みたいな
ものでいいから

自分の
美意識や
価値観に
もっともっと
忠実に
なるべきだなと
感じていました。

その
オーケストラ音源を
買おうとしていた
ちょっとあとくらいに

チップチューンを
本格的に
はじめたんだと
思いますが

それに
関しても

人の目がイヤなら、環境を変えたらいいだけの話。今決めれば、変えられるんだよ。
https://moppy-baito.com/cg/%E6%A4%8D%E6%9D%BE%E4%BC%B8%E5%A4%AB%EF%BC%88%E5%BE%8C%E7%B7%A8%EF%BC%89/#anc-theme4

環境を
変えることで
なんとか
いまは
やってこれて
います。

チップチューンは
音楽ジャンルそのものは
面白いんだろうなとは
思いますが

将来性は
あまりなく

それだけで
食べていくのは
難しいと
よく言われますよね。

私も
そう思います。

なので
チップ的な
音楽から
自分が得たものを

うまく
世の中に
還元していく
必要があるなと
感じています。

最近は
映画音楽っぽい
曲を
書いている若手を
みると

それも
また
あまり個性って
ないのかなーと
思ったりするように
なりました。

私は
全然
オーケストラとかは
最低限しか
書けないので
もっと勉強とか
したほうがいいとは
思うんですが

自分に
特化した
ジャンルを
見つける
ということのほうが
難しいんだなと
感じています。

私の場合は
それが
オルゴール音源とか
DSの音源になるなと
いう感じですね。