なぜ私は赤ちゃんの寝かしつけと病院のBGMを作っているのか?

今日は
音楽療法に関連する
話題です.

私が
メインで作っている
赤ちゃんの寝かしつけと
病院のBGMの関連が
自分でもよくわかっていなかったのですが

それについて
ブレイクスルーが
ありましたので
書いてみようと
思います.

実際の文献を
ご紹介しながら
書いていきますので

音楽療法の分野に
興味のある方はぜひ
最後までお読みください.

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なぜ私は赤ちゃんの寝かしつけと病院のBGMを作っているのか?

それでは、行ってみましょう!

まずは今日の
一曲からですね!

【赤ちゃんの寝かしつけオルゴール】にぎやかなマナルオールドバージョン(Fine Manal old version)【Baby Sleeping Music Box】

さて今日は
音楽療法のはなしを
少ししようかなと思います.

いま
本を読んでいるところで
専門書を一冊買って
触れているという段階です.

いま読んでいるのは
レスリー・バント著
稲田雅美訳の
音楽療法
ことばを超えた対話
という本です.

こちらから
ご覧いただけます.

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年末年始のタイミングで
音楽療法の本や
音楽心理学関連の本を買って
読んでいるタイミングになります.

こちらの本は
もう少しでレポートの提出がある
大学改革支援・学位授与機構の
学修レポートを書くために
必要だからというのが大きな理由だったりします.

音楽療法の分野は
大学生になるちょっと前に
非常に興味のある分野だったのですが
大学生になってからはむしろ
音楽心理学の分野のほうに
興味の関心が移っていっていました.

久しぶりに
音楽療法関連の本も
読んでいる気がするのですが

今日のテーマである
なんで自分が
赤ちゃんの寝かしつけと
病院のBGMを作っているのか?
というところに関して
音楽療法の分野にヒントがありましたので
書いてみようかなと思います.

元々
赤ちゃんの寝かしつけの分野が
面白そうと思ったのは
最近の音響心理学の研究が
大きかったです.

ご存じの方も多いかなと
思いますが
反町隆史さんの
ポイズンを聞かせると
赤ちゃんが泣き止んで寝る
という研究があり
そちらで寝かしつけの音楽に
興味を持ちました.

この研究については
詳しくはこちらをご覧ください.

なぜ反町隆史のPoison(ポイズン)で赤ちゃんが泣き止むのか?

これが
赤ちゃんの寝かしつけの
いまのオルゴール制作の
個人的な源流になっています.

この
寝かしつけのオルゴールの制作の際に
少し音色を変えて
オルゴールを出してみたことがあって
それが病院のBGMにぴったりかなと思って
病院の待合室のBGMも作り始めた
という経緯がありました.

この経験から少し経って
今回音楽療法の本を
読んでいるのですが

イギリスの音楽療法の歴史
というのは
知的障害と重度の精神障害の
統合失調症などの分野から
発展していった
というのがあるんだそうです.

少し引用させて
いただきます.

英国における発展をふりかえると、音楽療法は、知的障害(かつては精神弱者と称していた)をもつ人びとを対象とする領域と、精神保健問題(精神障害)をもつ人びとを対象とする領域の2つに大別される。それは、最初に正式の訓練を受けた音楽療法士たちが主にこの領域に関する施設の雇われたからである。音楽療法は、とくに心身にわたる重度の障害や分裂病(*筆者注:統合失調症はむかしは精神分裂病と呼ばれていた)など、慢性的な問題をもちながら病院で生活する人びとに対するかかわりの糸口として有効であった。このような人びとの多くは長い閉鎖的な病院生活を送ってきた。米国における音楽療法の先駆的時代には、音楽を絶え間なく聴くことやセラピストから処遇を受けることは健康に悪いはずはないと考えられ、人びとは個別にあるいはグループで音楽療法を受けていた。

音楽療法-ことばを超えた対話- p.10より

音楽療法の歴史も
戦争と関わりが深いんだそうで

戦後の帰還兵の治療のために
音楽療法が発展していった
というのがあるんだそうです.

戦争のあとだと
兵隊さんは結構重度に精神的な負荷を
経験しているのかなと思いますが
そうした分野から
治療的な・医学的な方法として
音楽を使うというのが試みられていた
というのがわかります.

音楽療法というと
なんとなく耳障りがよくて
レクリエーションや娯楽として
ぼんやり音楽を聴かせたり流したり
ということを想像しがちですが

実際の
医学的なアプローチは
こういうものとは
異なるようですね.

それはちょうど
カウンセリングという言葉を
臨床心理士や公認心理師が使うのと
一般の人がイメージするもので
かなり差があるのに似ているのかも
しれません.

ここら辺は少し
今回のテーマから遠ざかるので
端折りますが

文献を読んでいるうちに
元々音楽療法の分野が
スタートとして知的障害や
統合失調症をきっかけとして
発展していったということが知れて
非常に収穫がありました.

もしかしたら
自分が寝かしつけと病院のBGMの
両方に興味があるのは
あまりよくない状態なのかなとも
思っていたので
文献にあたる重要性を改めて感じました.

今日は音楽療法のおはなしを
少しさせていただきました.

最後に告知になりますが
今日もサブスクに新しい曲を
リリースしています.

こちらから
お聞きいただけます.

https://big-up.style/oeCzUglC1P

少し
メンタル面で
不調を抱えている時期で
創作も進みはゆっくりですが
これからもオルゴールを継続的に
リリースしていきますので

ぜひ聞いてみてくださいね.

それでは、今日はこの辺で.
いつもお読みいただき
ありがとうございます.

また明日です!

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